4月21日

久しぶりに外に出た。特に用はなかったけど、ローソンで日向坂のキャンペーンをやっていたのとローソンの人気シリーズ悪魔のおにぎりと欅坂がコラボしているらしかったので様子を見にいった。結局よく分からなかったので何も買わずに帰ってきた。

短くなったのは1日という単位だけではなくて時間すらも過ぎるのが早くなっているみたいだった。というのも、バイトに行けていた頃には綺麗に咲き誇っていた桜が散ってしまったどころか、完全に鮮やかな緑の葉桜になっていた。世の中が言う通りに自粛しているうちに春に置いていかれて夏に追いつかれたのかと思った。大して流れていないと思っていた時間があっさりと遠くに行ってしまった。なんとなくチャットモンチーの春夏秋のことを思い出した。

なんにもない、ほんとうに。一瞬専門学校について悩んだが、朝イチで資料を請求しておいた。まずは手当たり次第だな。いまは実際に見に行くことはできないから、手を伸ばせる範囲のものを掴んでおこうと思う。なにになろうかな。

そんなことを思いながらレコメンを聞いていたら、24時になってPIZZA OF DEATHのサブスクリプションが解禁された。正直驚いた。日本が危険になってしまった時、いつも救いの手を出してくれるのはPIZZA OF DEATHで、パンクロックと呼ばれるシーンだ。守るための音楽だと思う。普通に聞けばただ悪ぶって激しい音を鳴らしているように聞こえるだろう。でも、昔健さんが言ってたように中指を立てる時は何かを守るときだ。叩きつけるような激情は守るためにある。なにになろうかなと悩む自分にはKen YokoyamaのBelieverがあるだけで充分な気がした。大きい声で一緒に歌った。

救ってくれるのはやっぱり音楽だな。誰かを救い取れる人になれるかな。またね。