日々と考えごと。

日々、殴り書き

タイムマシン

人は必ず変わってしまうね。この人はこういうことをする、こういうことはしないってイメージがあっても、するしないが逆転したりする。変わってしまった以上、もう愛していたその人ではないから、もうきっと好きではいられないし、違和感を覚えながら接するしかないし、ともすれば必ずお別れになってしまう。お別れが来るのは物理的な距離が空いた時か、心理的な距離が空いた時だ。当たり前体操。僕も少しずつ変わっているだろう。僕の優しさだってだんだんと歳をとって変わっていく。

そういうわけなんだ、さよなら。

 

タイムマシンはいらないよ、というのは金井の言葉だ。君となら迷わぬ今日を毎日繰り返す気がするから、と理由づけている。本当に素晴らしい考えだ。今が一番愛おしくて、素晴らしいものだって僕も言えたらよかったのになあ。そういうものだと信じ込むには十分すぎる歌詞だったけど。今の僕は、過去に戻るとしたら迷わず今日を選ぶだろうか。非常に疑問だ。やり直せるなら、やり直したいことが多すぎる。やり直したいことがない人の方が少ないとは思うけど。でもたしかに毎日楽しい予定があれば、別に戻らなくていっかーってなるのかな。今の自分から程遠すぎ。

 

過去に戻ったら何からやり直そう。たぶん嫌いな人に嫌いってちゃんと言える人になると思う。できる限り優しく、できる限り優しくなく生きたい。そして好き勝手生きるんだ。好き勝手遊んでくれる人をしっかり見極めて、積極的に振り回して行こう。相変わらず今日も人の気持ちはわからない。ああ、良いと思われてたんだ、嫌だと思われてたんだ、がありすぎる。

ぐねぐねに曲がってた道が、少しずつまっすぐになり始めた。真っ直ぐになったら見通しが良くなるから、いつか遠くに幸せが見えたら良いな。