日々と考えごと。

日々、殴り書き

ふたつめを右へ行って、そこから朝をまっすぐ

9月だよ、もう。

時間は過ぎるのがどんどん早くなっていく。ずっと、自分が歳をとるのに合わせて時間が進むのが早くなっていくのかと思ってきたんだけど、世の中の人全員早くなってるって言うからたぶん本当に時間は早く進み始めたんだと思う。

僕はきっともう大人になれない。まだなれない、じゃなくて、もうなれないんだと思う。人は突然大人になる。なったことがないし、もうなれないからきっかけはわからないけれど、突如として大人になっていく。歳をとって年齢の数字が増えていくことや、セックスを初めてすることや、社会に出ること、が大人になることではない。それが基準であるなら、とっくに僕も大人のはずだった。いや、でもなんとなくわかるんだよ。

 

誰かから聞いた幸せをなぞり書きするような日々にはもううんざりしてきた。

そもそも全部が、押しつけられている気がする。普通になるという悩みも、なんとか生きていきたいという不安も、よくよく考えれば自分から手にしたものではなくて、周りに押しつけられて持っているものなのでは、と思った。両手に持てるものなんてそんなにたくさんない。余計なものは捨て置くべきだ。僕の憧れはそこにあることに気がついた。

 

ところで、心に響過ぎてしまった曲や言葉、本を教えることは自分を殺して欲しいと言うのと同義だなと思ったし、好きな本にも愛の告白に近いって書いてあった。だから教えない。チラつかせてはいるが、どれも全部書いていたり教えたりしてるわけじゃない。全く教えないのもザラにある。きっとみんなそうだと思う。

 

真夜中が寂しくて良かった、という書き出しで始まる文がある。最高だ。今日も真夜中は寂しい。